2017年08月13日

大ヒットを生む、“小手先のテクニック”とは?


<VOL.702>


私は常々、
小手先のテクニックで売ることを批判しています。

一時的に売れることはあっても、
結局は信用を落として、
以前にも増して売れなくなってしまうからです。

しかし、例外がひとつだけあります。

まったくの小手先なのですが、
この方法は大ヒットとなる可能性が非常に高いのです。

成功事例も数多くあります。

では、その方法とは?


『商品の名前を変える』。
これだけです。

商品が良ければ、名前など何でも良い。
そう考える商売人は結構いるものです。

昔気質の人や腕に覚えのある職人、
料理人に多いと言えます。

質の高さは、当然“売り”になりますが、
情報過多の時代にあっては、他の情報にのみ込まれ、
埋もれてしまうことがあります。

目立つ情報に、人は興味を示すものですから。


生鮮食品を中心に扱う通販会社
「オイシックス」をご存知だと思います。

この会社で扱う野菜のひとつに、
「ピーチかぶ」と呼ばれるものがあり、
大ヒット商品になっています。

このかぶは元々「はくれい」という品種で、
ごく少量だけ栽培されていました。

味は良いのですが、栽培が難しいため、
市場にはほとんど出まわらなかったのです。

このかぶを見つけたオイシックスのバイヤーが、
ぜひ売りたいと申し入れ、
栽培の拡大が始まったのです。

その際、桃のような甘さ、美味しさがあることから、
名前を「ピーチかぶ」に改めたのです。

これをサイトに掲載したところ、
たちまち注文が殺到したのです。

オイシックスが扱ったことも、
売れた要因のひとつなのですが、
名前が「はくれい」のままだったら、
ヒットすることはなかったでしょう。

「ピーチかぶ」という不思議な響きが、
お客さまの興味を掻き立てたのです。

名前を変えただけ。
それだけで、大ヒット商品となったのです。

こうした商品は他にもあります。

「みだぐなす→ラ・フランス」
「フレッシュライフ→通勤快足」

改名による大ヒットのお手本です。

posted by 佐藤きよあき at 08:26| Comment(0) | 販売促進・集客 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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